カンツォーネ

カンツォーネ、イタリアン・ポップスの、“出来れば”知られざる話を致しましょう。

 
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インテルメッツォ ~ ジャンカルロ・ルカリエッロ

 7月から1974年サンレモを書き3か月経ちました。何しろミルバの10回、ロベルト・ヴェッキオーニ、ミドル・オブ・ザ・ロード、リッカルド・フォッリが4回と長丁場で、今後も74年が最後となったドメニコ・モドゥーニョは書かないとどれ位になるかわかりません。一度この辺りで、インテルメッツォを入れてみましょう。

 プー、リッカルド・フォッリを扱った音楽プロデューサーのジャンカルロ・ルカリエッロを紹介します。既に何度か名前が出ましたが、プロデューサーの名前まで覚えていらっしゃる方も少ないと思います。

 

ジャンカルロ・ルカリエッロ Giancarlo Lucariello

 1945731日ナポリ生、レコード・プロデューサー、音楽、演劇演出家であり、出版社・レコード会社パラディーゾのオーナーでした。

 

                         Giancarlo Lucariello
 
    

  1968年ナポリ生まれの青年ジャンカルロ・ルカリエッロは音楽プロデューサーになる野心でミラノにやって来ます。ある時CGDに映画「女王陛下の007(Agente 007 Al Servizio Segreto Di Sua Maestà/On Her Majesty’s Secret Service)」の主題曲をルイ・アームストロング(Louis Armstrong)が歌っていた“愛はすべてを越えて((We Have) All the Time in the World)”が販売権が移籍し廃盤になっており、これをシングル盤としてり再発売すことを提案しました。傘下にあるリバティー・ユナイテッド・アーチスツ・ヨーロッパのユナイト・レーベルから発売し、成功しました。

 

UA-3172 (1970United Artists - Carosello) We Have All The Time In The World (愛はすべてを越えて)/Pretty Little Missy (プリティー・リトル・ミッシー)

UA-3172UA-3172  UA-35059UA-35059

UA-35059 (1971 United Artists - CBS Sugar) We Have All The Time In The World (愛はすべてを越えて)/Pretty Little Missy (プリティー・リトル・ミッシー)

 

 このことをCGDのナンバー3、副社長のフランコ・クレパックス(Franco Crepax)が知り、彼の下にジャンカルロ・ルカリエッロを雇入れました。71年ルカリエッロはCBSと契約したばかりのプーの担当になり、まだプロデューサーの経験がありませんでしたが、60年代のビートニック・バンドのことを良く知っていてプーのことを高く評価していました。

 最初の仕事は移籍第一弾のシングル“君をこの胸に (Tanta Voglia Di Lei)”の発売でした。夏のディスクで特別賞を受賞し、年間ヒット・ランク2位の驚異的な成績をおさめ、第二弾の“ペンシェロ(Pensiero)”も同8位のメガ・ヒットとなり、バンドのプーもプロディーサーのルカリエッロも大成功のスタートを切りました。

 

                                   Giancarlo Lucariello2           

       1972年 プーのメンバーとジャンカルロ・ルカリエッロ(左から2番目)

 

 73年メンバーのリッカルド・フォッリがソロ歌手になりたいと言ってプーを脱退し、RCAイタリアーナでレコードを出しましたが失敗し、75年ルカリエッロを頼って戻ってきます。

 

 その前年74年から75年に出すプーの新アルバム2枚の制作が始まります。交響楽団を使った壮大なアルバムの構想でしたが、ルカリエッロとプーのメンバーは交響楽団の使い方で意見が対立し、プーのメンバーによるセルフ・プロデュースに変更され、ルカリエッロはプーの担当を離れることになりました。

 

 その代わりにルカリエッロは大きな仕事を任されます。CGDのオーナー、ラディスラオ・シュガーの息子ピエロと結婚したカテリーナ・カセルリ(Caterina Caselli)がその歌手生命をかけたアルバム「組曲『』春』) (Primavera)」のプロデュースを手掛けます。プログレッシブで意欲的な仕上がりで、日本のカゼッリが好きなプログレ派の人たちには評判がよかったのですが、何分イタリア本国の人たちに人気がな、く販売実績が上がらずカテリーナ・カセッリは引退を決意しました。

 

CGD-69071 (1974 CGD - CBS Sugar) Primavera (組曲「春」)

              CGD-69071CGD-69071

 

 ルカリエッロがミラノに来てプロデューサーになろうとした時、理想のプロデューサー像がありました。それはアメリカのジョージ・マーティン(George Martin)とフィル・スペクター(Phil Spector)でした。イタリアでもプロデューサーという仕事が一般的になりつつありましたが、彼らはレコード会社のオーナーであり、歌手、指揮者・演奏家、作・編曲家や作詞家が音作り、レコード作りに関わっているのであって、この仕事だけで生きていくプロデューサー専業者がいませんでした。彼は常時スタジオで歌手、音楽家と音作りをし、音楽クリエーターとして彼らの人格にも関わる仕事を望んでいたようです。

 

 75年リッカルド・フォッリがRCAイタリアーナでの失敗でルカリエッロの元に戻ってきた時、プーとの仕事がなくなった事ばかりでなく、彼との仕事が最初の成功だった実績とリッカルドの将来性を見抜き、再び歌手として蘇らせたいという気持ちがあったこそ彼を受け入れられたのではないでしょうか。

 

 フォッリはその年にアルバム「リッカルド・フォッリ(Riccardo Fogli」」(年間ベスト・アルバム80位)を制作、そこからのシングルカットした“世界(Mondo)”が年間ヒット・ランク39位となる成功を得ました。

 

 同じ頃、マウリツィオ・ファブリツィオ(Maurizio Fabrizio)から紹介されたと思われる、声を痛めて休業していた72年サンレモ音楽祭でデビューした カルラ・ビッシ(Carla Bissi)をその後のアリーチェ、アリーチェ・ビスコンティ(Alice Visconti)の芸名で、CBSシュガーからイメージを一新したカンタウトリーチェとして再デビューさせました。

 

 こうして新たな歌手をプロデュースしていた矢先、77年CBSがCGDグループから分離独立する騒動に巻き込まれます。ルカリエッロの方針がはっきりしていたので彼の手がけた歌手たちはCGDに難なく移行し、トラブルは起きませんでした。

 

 77年彼は新たなプロジェクトを立ち上げます。ファンタジー(Fantasy)というバンドを結成し、メンバーは

・ルイジ・ロペス(Luigi Lopez)

・ダニーロ・ヴァオナ(Danilo Vaona)

・カルラ・ヴィスタリーニ(Carla Vistarini)

・トニー・チッコ(Tony Cicco)

・ヴィオラ・ヴァレンティーノ(Viola Valentino)

・リッカルド・フォッリ(Riccardo Fogli)

・ジャンカルロ・ルカリエッロ(Giancarlo Lucariello)

でした。

 作曲家ルイジ・ロペス(ギター)と作詞家でミタ・メディチの姉カルラ・ヴィスタリーニはリッカルド・フォッリの74年サンレモ音楽祭出場曲“共犯者たち”や復帰曲“世界”などの作家コンビ、作曲家ダニーロ・ヴァオナ(ヴォーカル)はカテリーナ・カセルリの「序曲『春』」にテーマ曲を提供しており、トニー・チッコは日本でチコとしてアルバム「夜の闇の中で(NOTTE)」も出ている元フォルムラ3のドラマーです。それにリッカルド・フォッリと、その奥さんヴィルジニア・ミンネッティ(Virginia Minnetti)がヴィオラ・ヴァレンティーノの芸名を名乗り、これ以降歌手として復帰します。

 

3C006-18305 (1977 EMI EMI ITALIANA) /Mama Don't Cry

3C006-183053C・006-18305 3C064-183063C・064-18306

3C064-18306 (1978 EMI – EMI ITALIANA) Fantasy  ‎– Uno

.L'ultimo Giorno

.Mama Don't Cry

.Scende La Sera

.Hollywood Superstar

.Thank You Baby

.Fantasy

.Cantando

.Oh Cara

.Emy Emy

10.Bye Bye Cecilia

 

 79年ルカリエッロは自分のプロデュース歌手達のためにレコード会社パラディーゾ(Paradiso)をCGDの傘下に設立、また音楽出版社パーキング(Parking Edizioni Musicali.)を作りしました。

                                               Paradizo

                    

 

 パラディーゾはリッカルド・フォッリ、ヴィオラ・ヴァレンティーノのほか新スターとしてジャンニ・トーニ(Gianni Togni)を輩出し、80年代の半ばには後にヴィンチェンツォ・スパンピナート(Vincenzo Spampinato)となるピエトロ・パン(Pietro Pan)を育てました。

 

 プロデュースでは81年にジャンニ・トーニのアルバム「ルナ(Luna)」、82年ミゲ-ル・ボセ(Miguel Bosé)の“Bravi Ragazzi”と翌年のアルバム「Milano-Madrid」に、83年トッキョーニョ(Toquinho)の“Acquarello”などを手がけました。

 

                       Giancarlo Lucariello3

          左からジャンカルロ・ルカリエッロ、ミゲ-ル・ボセ、マウリツィオ・ファブリツィオ(1983年)

 

 84年頃には音楽出版社ペンタゴノ(Pentagono)を作っています。翌85~86年ニュー・ミュージック系のニュー・グローリー(New Glory ‎)、フランチェスコ・ヘルツ(Francesco Hertz)のレコード制作をしています。

                                                     Pentagono

                  

 

 89年CGDがWEAミュージック・グループに買収される時に、パラディーゾを閉鎖し、カタログをCGDに売却しています。

 

 90年代にはトスカ(Tosca)、ジョルジァ(Giorgia)のプロデュースも手掛け、2000年以降イタリアの著作権管理団体SIAEの役員にも就任し、歌劇の監督もしています。

 

 

 

インテルメッツォ ~ジャンカルロ・ルカリエッロは以上です。  


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インテルメッツォ ~ イタリアの民謡(民族音楽)3

前回より続きです

 

 日本ではエキペ84(Equipe 84)のデビュー会社として知られるヴェデッテの民謡レーベル、アルバトロス原盤をキングが出ました。

 

KICC-5751 (200265ALBATROS - キング) CDイタリアの民族音楽Ⅰ (ITALIA VOL.Ⅰ)VPA-8082 (1968 ALBATROS - Vedette) 30cmLP Italia Vol. 1

.レツィアンカ“ツァガティーナ” (REZIANKA“ZAGATI

NA”) ジョヴァンニ・ディ・レナルド (v),リーノ・ミチェッリ (v),リッカルド・コッス (c)

.フルラーナ (FURLANA) ダヴィデ・フラーティ (fm)

.ワルツ (VALZER) マリオ・タッツィオーリ (v),オレステ・タッツォーリ (g)

.モンフェッリーナ (MONFERRINA) 現地録音

.サルタレッロ (SALTARELLO) チェリーノ・ミサントーニ (og),サルフォンソ・マルコーニ (bt)

.タランテッラ (TARANTELLA) アンドレア・サッコ (vm)

.ピッツィカ・タランタータ (PIZZICA TARANTATA) レッチェ市ナルドー町治療音楽家 compl)

.マッランツァーヌ(口琴)の独奏 (ASSOLO DI MARRANZANU) ジュゼッペ・ジュッフリーダ (mz)

.バッロ・トンドのためのラウネッダの独奏 (ASSOLO DI LAUNEDDAS PER IL BALLO TONDO    ) フェリーチーノ・ピーリ (ln)

10.サッルシャーダ(踊り) (S'ARRUSCIADA) フランチェスコ・リガス、チェーザレ・ピス、スィルヴィョ・ファルクイ (compl)

11.踊りのためのテノーレ (SOS TENORES A BALLU) オルゴーゾロ町男声四重唱団 (coro)

12.踊り (SU BALLU) アントニオ・アンジェロ・ゴッティ (on)

13.安宿を歩き廻っている (VO GIRAND PER GLI OSTERIE) ナタリナとルイジナ・ベッティネッリ (duo)

14.彼の可愛い赤ん坊 (SU PIZZINEDDU) オルゴーゾロ町男声四重唱団 (coro)

15.クリスマス前の9日間の祈り (NOVENA DI NATALE) 現地録音

16.聖ヨハヒムが山にいた (SAN GIOACHINO STAVA SUI MONTI) アンジェリーナ・ブレンナ(vf)

17.聖アレッシオの生涯 (LA VITA DI SANT' ALESSIO) イザベッラ・ディ・マッテーオ (vf)

18.モンテヴェルジネ聖マリア聖堂への巡礼の時の連祷 (LITANIE PER IL PELLEGRINAGGIO ALLA MADONNA DI MONTEVERGINE) カステルポト女声合唱団 (coro)

19.聖アントニオ祭の義援金集めのための歌 (CANTO DI QUESTUA PER LA FESTA DI SANT' ANTONIO) チェルケート・ディ・ファーノ・アドリアーノ男声二重唱団 (duo)

20.受難の習慣の歌「ベッドで寝ているあなた」 (TU CHI DORMI NNA STU LETTU) チェクイリ男声合唱団 (coro)

21.聖金曜日、聖金曜日の朝 (VINNIRI SANTU VINNIRI MATINU) チェクイリ男声合唱団 (coro)

22.受難の時計 (L'OROLOGIO DELLA PASSIONE) チェクイリ男声合唱団 (coro)

23.ミゼレーレ (MISERERE) スカヌ・モンテフェッル男声四重唱団 (coro)
KICC-5751KICC-5751  VPA-8082VPA-8082 

 

KICC-5752 (200265 ALBATROS - キング) CDイタリアの民族音楽Ⅱ (ITALIA VOL.Ⅱ)

VPA-8088 (1970 ALBATROS - Vedette) 30cmLP Italia Vol. 2

.悪い門番 (ニグラ集50番) (CATTIVO CUSTODE) サッコ合唱団 (coro)

.イギリスのモーン (ニグラ集42番) (MORAN D'INGHILTERRA) マルゲリータ・レヴェッロ (vf)

.歌の力 (ニグラ集47番) (POTERE DEL CANTO)          コスタンツァ・ジラウド (vf)

.無理やり修道女にされた娘 (LA MONACA PER FORZA) コンスタンティノ・ペゼンティ他4人 (coro)

.フランチェスコとジョバンニ (FRANCESCO E GIOVANNI) アガラ・サリーナ (vf),ロザ・サランドラ (vf)、マリア・ランチェロット (vf)

.カリーニの姫 (A PRINCIPESSA DI CARINI) ロザリア・パガーノ (vf)

.マットマークの悲劇 (LA TRAGEDIA DEL MATTMARK) ヴィンチェンツィナ・カヴァッリーニ (vf),アンジェロ・カヴァッリーニ (vm) と アントニオ・フェッラーリ (bt)

.ペトル・タウルミナの物語 (LA STORIA DI PETRU TAURIMINA) チッチョ・ブザッカ (vm)

.乙女の嘆き (IL PIANTODELLE ZITELLE) ヴァレピエトラ三位一体修道院女声合唱団 (coro)

10.五月劇「デモフォンテ」 (DEMOFONTE) ブティ市アマチュア合唱団 (coro)

11.アメリカとロシアの対比 (CONTRASTO FRA AMERICA E RUSSIA) ※

12.オルランドとリナルドの戦い (IL COMBATTIMENTO DI ORLANDO E RINALDO) ※

 ※現地録音

KICC-5752KICC-5752  VPA-8088VPA-8088 

 

KICC-5753 (200265 ALBATROS - キング) CDイタリアの民族音楽Ⅲ (ITALIA VOL.Ⅲ)

VPA-8126 (1971 ALBATROS - Vedette) 30cmLP Italia Vol. 3 - Il Canto Lirico E Satirico / La Polivocalità (Lyric And Satirical Songs / Polyphonic Songs)

.セレナータ (SERENATA) ロッコ・ディ・マウロ (vm)

.金の王冠 (COEONA D'ORO)

.二つのストルネッロ (STONELLI) イザベッラ・ディ・マッテーオ (vf),マリーア・ディ・マッテーオ (vf)

.ストルネッロ (STORNELLI)

.カンツーネ:かわいい娘よ、おまえが夢に現れた (CANUZUNE) アゴスティーノ・イニョート・ディ・マッテーオ (vm)

.ストルネッロ (STORNELLI) レナート・リーヴィ (vm)

.アトラノット (STRANOT) テレーザ・ヴィアレンゴ (vf)

.ムット:美しきかな、小さなゴシキヒワ (MUTTOS:BELLEZZA CARDELLINA)

.ムット:サ・ビッツ・デ・サ・レイーナ (MUTTOS:SA PIZZU DE SA REINA)

10.アントーニ・ジャクアントーニ (ANTONI GIACUANTONI) オリンピア・オットネッリ (vf),アンジェラ・ジェルトゥス (vf),スザンナ・チャイス (vf),マリレーナ・ルルフ (vf)

11.マリッツァ (MARITZA)

12.「ヴァトック」形式の歌 (CANTO A VATOCCU)

13.カント・ア・アラ・ロンガ(長歌) (CANTO A LA LONGA) アンナ・カボリッキ (vf),ジョヴァンニ・シヴァーリ (vm)

14.ナイチンゲール(トラッラッレーロ) (L'USIGNOLO (TRALLALLERO))

15.毒舌 (LINGUA SERPENTINA)

16.ああお母さん、結婚させてちょうだい (O MAMMA MIA MARIDEME) フェッルッチョ・ランフランキ (vm),ボンフィーリョ・フランキ (vm)

17.ベイ(ストルネッロ) (BEI (STORNELLI))

18.タスジャ (TASGIA)

19.ヴィッロッタ(私の恋人は、セーリオ川の向こうに住んでいる) (VILLOTTA (EL ME MURUS EL STA DE LA DEL SERI) ナタリーナ・ベッティネッリ (vf),フランカ・ベッティネッリ (vf),フイジアーナ・ベッティネッリ (vf)

20.ここで槌は時を知らせる(ヴィッロッタ) (S' QUI IL MARTELLO)

 ※現地録音
KICC-5753KICC-5753  VPA-8126VPA-8126 

 

 次に日本でもワールド・ミュージックが注目を浴びた頃にでたサルディニア民謡のCD2種をご紹介しておきます。

 

 98年ドイツのウィンター&ウィンター(Winter & Winter)から出たサルディニアの『カント・ア・テノーレ』のCDがボンバから国内盤が出ました。カント・ア・テノーレは男性4人(または数名)の合唱様式です。

 

BOM- 40101 (1999.21BOMBA - ボンバ) 2CDテノーレ・デ・オロゼイ、クンコルドゥ・デ・オロゼイ/サルデーニャの声(特別装丁版) (TENORE DE OROSEIAMORE PROFUNDHU) テノーレ・エ・クンコルドゥ・デ・オロゼイ合唱団 (Tenore E Cuncordu De Orosei)

1-.何と貴女は美しいのでしょう (CARA CANTU SER BELLA)

1-.ディッル・ダンス (DILLU)

1-.バラをたくさん見た (VIDU NDH'APPO DE ROSA)

1-.多くの漁師たち (FIN TANTOS CASSATORES)

1-.バラへ (A UNA ROSA)

1-.何故まだ歌っているの (PRUITE CANTAS ANCORA)

1-.聴いて、幸せなバラ (ISCURTA ALLIGRA ROSA)

1-.モテット (MUTTOS)

1-. (SU PUDDHU)

2-.虐げられ殺められ (SENDHE MORTU CHIN RIGORE)

2-.天の宝 (TZELESTE TESORO)

2-.ミゼレーレ (MISERERE)

2-.聖アントニオの樊火 (GOTZOS DE SANT'ANTONI 'E S'OCU)

2-.悲しめる聖母は立てり (STABAR MATER)

2-.愛しき我が息子よ (O VIZU MEU ISTIMADU)

2-.神よ、我を解き放ち給え (LIBERA MA, DOMINE)

2-.十字架にかけられて (SENDHE IN SA RUGHE INCRAVADU)

2-.アヴェ・マリア (AVE MARIA)

2-10.復活したキリストと聖母の再会の賛美 (MAGNIFICAT DE S'INCONTRU)

2-11.聖なる八日のための歌 (GOTZOS DE SU NEFDRESSARIU)

2-12.聖填墓 (SA SEPORTURA SANTA)

2-13.樹よ、元気に花をつけて (O VIV'ARBORE FIORIDA)

BOM- 40101BOM- 4010~1a  TS-5084TS-5084 

TS-5084(ARN-64636) (2004.ARION -オフィス・サンビーニャ (ARION,France)) CDマリーナ・ピタウ/サルデーニャ島の音楽 (MARINA PITAURAIGHINAS) 準国内盤

. (SU BERANU)

.ア・ボス・プレガウス (A BOSU PREGAUS)

.ロサリウ (ROSARIU)

.バル・サルドゥ (BALLU SARDU)

.無法者アントゥネードゥ (SU BANDIDU ANTUNEDDU)

.水をおくれ (DADENOS ABBA)

.回るトルンファ (DURU DURU A TRUNFA)

.怒りの日々 (DIES IRAE)

.悲しきギター (SA CHITARRA)

10.ダンスのために (A BADDA')

11.いつでもあなたを想ってる (NON POTHO REPOSARE)

12.アントン・イステネの子守歌 (DILLU DE ANTON' ISTENE)

13.サンタ・ルシアの喜び (GOCCIUS DE SANTA LUXIA)

 

 マリーナ・ピタウのオフィシャル・サイトはこちらですので、ご覧ください。

http://www.marinapittau.com/it/biografia.html

 

 2000年ドイツ・ハルモニア・ムンディ原盤の「イタリア庶民の歌」(各地方)のCDが出ました。

 

HMA-195734 (2000 HARMONIA MUNDI - キング・インターナショナル(HARMONIA MUNDI,Germany)) CDベッラ・チャオ~イタリア庶民の歌 (BELLA CIAOCHANSONS DU PEUPLE EN ITALIE) グルッポ・パダーノ・ディ・ピアデーナ合唱団 (GRUPPO PADANO DI PIADENA)

. (LA LIZZA DELLE APUANE)

.ベッラ・チャオ(オリジナル・ヴァージョン) (BELLA CIAO (VERSION ORIGINALE))

.オリ-ブが落ちる (CADE L'ULIVA)

.土運びたち (GLI SCARIOLANTI)

. (TUTTI MI DICON MAREMMA MAREMMA)

.ベリ・ブラーギ・ビアンキ (SCIUR PADRUN DA LI BELI BRAGHI BIANCHI)

. (STORNELLI MUGELLANI)

.チョチャリ-ア地方のストルネッロ (STORNELLI CIOCIARI)

.荒野の聖アントニオ (SANT ANTONIO NEL DESERTO)

10.ガエ-タの猟師 (LU CACCIATURI GAETANO)

11. (BEL USELIN DEL BOSCH)

12.ローマへの巡礼たち (PELLEGRIN CHE VIEN DA ROMA)

13. (IL TRAGICO NAUFRAGIO DELLA NAVE SIRIO)

14.主顕節の歌 (CANTO DELLA PASQUETTA)

15. (MIA MAMMA VOEUL CHI FILA)

16. (EL PISCININ)

17.私の愛しい人よ、泣かないで (AMORE, MIO NON PIANGERE)

18. (JOLICOEUR)

19. (IN SU MONTE GONARE)

20.美しいローマの門 (PORTA ROMANA BELLA)

21. (A 'TTOCHI, A 'TTOCHI)

22. (PATIRE PARTIRO PARTIR BISOGNA)

23.ああ、ゴリーツィアよ、おまえは呪われている (O GORIZIA TU SEI MALEDETTA)

24.さらば、ルガ-ノよ (ADDIO A LUGANO)

25. (SON CIECO)

26. (LA LEGA)

27.オリーブが落ちる (CADE L'ULIVA)

28.ベッラ・チャオ(パリチザンン・ヴァージョン) (BELLA CIAO (VERSIONE PARTIGIANA))

29.ベッラ・チャオ(オリジナル・ヴァージョン) (BELLA CIAO (VERSION ORIGINALE))

30. (LA LIZZA DELLE APUANE)

           HMA-195734HMA-195734 

 

 

 

インテルメッツォ イタリアの民謡民族音楽 は以上です。


インテルメッツォ ~ イタリアの民謡(民族音楽) 2

前回より続きです

 

 本格的に民謡のレコードが出だしたのは70年頃からで、日本コロムビアから出たEPの世界民族音楽体系の中の3枚ありました、米エヴェレストと仏シャン・ドゥ・モンドの音源を使用しています。現地録音は50年代から60年代初頭に採取されたようです。

 

EX- 72EV 19707EVEREST - 日本コロムビア) 17cmCP コロムビア世界民俗音楽大系 (西ヨ-ロッパ編)イタリア1北中部イタリア (FOLKMUSIC OF ITALY 1 (NORTH & MIDDLE ITALY)

.ランチアナの祭り (ALLA FERIA DI LANCIANA)

.サルタレッロ (STALTARELLO)

.ストルネッリ (STORNELLI <TOSCANO LAZIO>)

.ヴィラネッラ (VILLANELLA)

.ドンナ・ドンナ (DONNA, DONNA)

.トララレリ (TRALALERI)

 2アルフレード・ドゥランテと彼の妻 (ALFREDO DURANTE (bp)),それ以外は現地録音(Feeld Live Recording) 

EX- 72EVEX- 72・EV  EX- 73EVEX- 73・EV 

EX- 73EV 19707EVEREST - 日本コロムビア) 17cmCPコロムビア世界民俗音楽大系 (西ヨ-ロッパ編)イタリア2南イタリア・シシリー (FOLKMUSIC OF ITALY 2 (SOUTH ITALY, SICILY))

.ツゥンバ・ビンバ (ZUMBA BIMBA)

.スルファターラ (SULFATARA)

.バレットとタランテッラ (BALLETTO-TARANTELLA)

.子守歌 (NINNA NANNA)

.ストルネッリ (STORNELLI)

.田舎ふうの歌 (ALLA CAMPAGNOLA)

.ラ・ストリンナ (LA STRINNA)

.オウエ・リ (OUE-LI)

.オリーブしぼりの歌 (OLIVE-PRESSING SONG)

 現地録音(Feeld Live Recording)

 

EX- 74CM 19707CHANT DU MONDE - 日本コロムビア) 17cmCPコロムビア世界民俗音楽大系コルシカ、サルジニア (FOLKMUSIC OF CORSICA & SARDEGNA)

.ア・トリッビエラ (A TRIBBIERA)

.壮丁のなげき (CUANDU SERO)

.輪おどりの歌 (O ZIU' NDRI)

.山羊飼いの夢 (UNA SERA)

.パギエッラ (PAGHJELLA)

.テンピオのセレナータ (SERENATA TEMIESE)

.カンツォ-ニ・エ・トラック (CONZONI“TRACCA”)

.悲しい夜うぐいす (TRISTU PASSILLANTI)

 15フェリクス・クィリチ指揮コルシカ民族団 (L'ENSEMBLE“A CINEA”)68ニーノ・フォイス指揮ルイジ・カネパ合唱団 (CORO LUIGI CANEPA DI SASSARI) 

EX- 74CMEX- 74・CM  XM- 123AMXM- 123・AM 

 XM- 123AM (19701 COLUMBIA -日本コロムビア) 30cmLP南イタリア民謡集 (CHANSONS POPULARES ITALIENNES) ロマーノ (ROMANO)

.明るかったあの窓 (FENESTA CA LUCIVI)

.かわいい小鳥 (PALUMMELLA)

.ラジェッラ ('RAZIELLA)

.カラブリアの娘 (LA CALAVRISELLA)

.ひもじい夢 (LU SUONNU CANNARUTU)

.カラブリアの子守歌 (NINNARELLA CALAVRISE)

.スカリナテッラ (SCALINATELLA)

.お聞きよ、ロバ公 ('O CIUCCIAREILLO)

.ながれ (SCIUMMO)

10.バラの花 (CIURI DI ROSA)

11.心にさした釘 (TENGO NU CHIUOVO 'M 'PIETTO)

12.ふしあわせを嘆こう (CHIAGNARRO' LA MIA SVANTURA)

 

 日本コロムビアは有力なカンツォーネのレーベルがなく、フランスなどの会社が持っている民謡関係のレコードを出していました。この原盤はフランスのバム(BAM)です。

性場ナ・ピタウ

 キングも膨大な民族音楽シリーズを出していましたが、その前段階でロンドン(英国デッカ)のサブ・レーベル、アーゴ(ARGO)が出す輸入盤を邦題、解説付きで発売しました。その後70年代に入り「アーゴ民俗音楽シリーズ」の一枚として国内プレス盤を出します。

 

ZFB-71 (1973ARGO -キング) 30cmLPシシリー島の音楽と歌 (SICILY IN MUSIC AND SONG) [直輸入盤:準国内盤]

GXF-5705 (19758 ARGO -キング) 30cmLP アーゴ民俗音楽シリーズ/シシリー島の音楽と歌 (THE LIVING TRADITIONSICILY IN MUSIC AND SONG)

.タランテラ (TARANTELLA)

.ラ・ヴォ (LA VO')

.ストルネッロ (STORNELLO <CATANIA Pro.>)

.タランテリィーナ (TARANTELLINA)

.昔々 (C'ERA 'NA VOLTA)

.ジュリアーノの物語 (BALLAD OF GIULIANO)

.牢屋の歌 (DUNGEON SONG)

.子守歌 (LULLABY)

.女達の新しい流行 (LA NOVA MODA DI LI FIMMINI)

10.復活祭の讃歌 (EASTER WILING)

11.ロマンス (ROMANSE)

12.ドゥリドゥ・カルネヴァーレの物語 (BALLAD OF TURIDDU CARNEVALE)

13.牧歌 (PASTORAL)

14.タランティラ (TARANTELLA <RAGUSA Pro.>)

15.ねむれ、ねむれ (SONNU SONNUZZU)

16.ストルネッロ (STORNELLO <ENNA Pro.>)

17.祈りの歌 (PRAYER SONG)

18.マズルカ (MAZURKA)

19.ネンニア (NENNIA)

20.ドラムソナタ (DRUM SONATA)

21.かけあいのストルネッロ (STORNELLO A BOTTE)

22.シアローマ (SCIALOMA)

 現地録音(Feeld Live Recording)3トポリ- (TOPOLINO)6,12チッチョ・ブザッカ (CICCIO BUSACCA)9ヴィトゥ・サンタンジル (VITU SANTANGILU)10ラウダンテ (LAUDANTE)18コミゾの農民 (COMISO PEASANT)

ZFB-71ZFB-71  GXF-5705GXF-5705 

 

 76年テイチクのバスフから出た盤です。原盤はドイツ・ハルモニア・ムンディの現地録音ではなく、サルディニアの歌手や合唱団を使って録音した盤です。個別の歌手名でディスコグス(Discogs)で検索すれば彼らのレパートリーを調べられます。

 

ULX-3233H (19765BASF -テイチク) 30cmLPサルジニア島の民族音楽 (FOLKLORE AUF SARDINIEN)

.フィロンザーナ“にがい想い出” (O MEMORIA AMARAS)

.ス・ディレル・カンタウ (SU DILLERU CANTAU)

.ひもじい男の唄 (LA CANZONE DI LU FAMITU)

.カンピダーノ地方の唄 (CANZONA CAMPIDANESA        )

.ア・サンディラ (A SANDIRA)

.馭者の唄 (CANTU DI CARRULANTI)

.ムッットス“本土から” (MUTTEOS“DAE SU CONTINENTE”)

.病気快癒のための主キリストへの祈祷歌 (RECLAMU DE SA TERRA BASU SINNORI)

.アリツォの踊り (SU BALLO DE ARITZO)

10.葡萄刈り込み人の唄 (CANTO DEL PUTAIOLO)

11.私をマリアと呼ばないで (NON MI GIAMEDAS MARIA)

12.歓びの旗 (BENDERA D'ALLIGRIA)

  1,6レオナルド・カッビッツァとマリオ・スカーヌ (LEONARDO CABIZZA e MARIO SCANU)2フランチェスコ・カスタンジア (FRANCESCO CASTANGIA)3タンポネット (TAMPONEDDU {GIOVANNIMARIA TAMPONI)4,9ゼヴェリ-ノ・ズッカ (SEVERINO ZUCCA)5,11バルバジア合唱団 (CORO BARBAGIA DI NUORO)7,8ジョヴァンニ・アッゾリ (GIOVANNI AZZORI)10,12フランチェスコ・ソッジュ (FRANCESCO SOGGIU) 

ULX-3233HULX-3233・H  GP- 679GP- 679 

GP- 679 (19793SEVEN SEAS - キング) 30cmLP故郷のヴェネツィアを歌う (EL MIRACOLO ROVERSO) カンツォニエレ・ポポラーレ・ヴェネート (CANZONIERE POPOLARE VENETO)

.狼のように (COME LUPI)

.この荒野のかなたに (LAGGIU' IN QUEL CAMPO)

.おまえは知らない (TI SA MIGA)

.嘆き (LAMENTI)

.ねむれねむれ (E DORMI DORMI)

.誰が言ったのか (CHI DICE MAL DI ME)

.祭りは終った (EL CARNEVAL XE 'NDA')

.アンジェリ-ナ (ANGELINA)

.死の歌 (CANTO DELLA MORTE)

10.煙突掃除人         SPASSACAMIN

11.花嫁は何を食べた (COS'A' MANGIA' LA SPOSA)

12海の星に幸あれ  (AVE STELLA DEL MARE)

13.大気 (L'ARIA)

14.大地 (LA TERA)

15. (L'AQUA)

 

 ヴェネチア(ヴェネト地方)ではゴンドラ漕ぎの舟歌(バルカローレ)がよく知られています。70年代にはアメリカン・フォークの影響を受けた若者達が、サン・マルコ広場の水没など環境破壊を心配し新たなフォークソングを始めます。カンツォニエレ・ポポラーレ・ヴェネートもそのひとつでした。

 

 79年RVCが「地球と太陽と下町と」と題するドキュメンタリー・シリーズの内、イタリア関係の盤3枚を紹介します。わらべ歌(遊び歌)、物売りの声、お祭りの声と歌の原点である貴重な音源が収録されています。日本人が各地で録音した音源で作られています。他にもまだあるかもしれませんが、探し切れていません。

 

RVL-7121 RVL-7126 RVL-7127    

RVL-7121        RVL-7126        RVL-7127

 

RVL-7121 (1979. 921 RVC - RVC) 地球と太陽と下町/世界のわらべうた・子守歌 (THE EARTH, THE SUN AND THE PIOPLETHE CHILDREN'S FOLK SONG AND THE MOTHER'S LULLABY) 現地録音

.ひばりさん (L'ALLODORA)

17. ニ-ナ・ナンナ(子守歌) (NINNA NANNA)

 

RVL-7126 (19791021 RVC - RVC)  「地球と太陽と下町と」世界の庶民と市場 (THE EARTH, THE SUN AND THE PEOPLETHE STREET VENDER AND THE MARKET IN THE WORLD) 現地録音

17.男性の売り声・女性の売り声

26.トラック屋台

27.オマ-チ(サラダ菜)売り

 

RVL-7127 (19791121 RVC - RVC) 太陽と祭り「世界の春祭り」 (THE SUN AND THE FESTIVALS IN THE WORLDSPRING FESTIVAL) 現地録音

.聖エフェ-ジォ祭

 

 86年に出来たフランスの民謡、ワールド・ミュージック専門会社BUDAのCDを輸入した東京エムプラスが邦題を付けて売っていました。露店で売られているCDも時として珍しい物が出ているので要注意です。

 

BUDA-824942 (1990 BUDA - 東京エムプラス(ADES,France) CD オカリナの調べ~シチリア島の笛 (LES FLUTES DE SICILE) アンドレア・ストッケッティ (ANDREA STOCCHETTI) [オカリナ]と アンジェロ・ペティシ・アンサンブル (L'ENSEMBLE ANGELO PETISI) 準国内盤

.ヴィッダヌのタランテッラ (TARENTELLA DU VIDDANU)

.シ・マリタウ・ロザ (SI MARITAU ROSA)

.マリウ・ル・メ・カヌッズ (MURIU LU ME CANUZZU)

.イン・ヴィア・フォルナイア (IN VIA FORNAIA)

.ル・カレッテル (LU CARRETTERU)

.ファイ・ラ・ニンナ (FAI LA NINNA)

.ル・フリスカリッタル (LU FRISCALITTARU)

.ラムリ・シ・ファ (L'AMURI SI FA)

.ピッポ・ポルカ (PIPPO POLKA)

10.カターニア・カンタ (CATANIA CANTA)

11.ア・マッズルケッダ (A MAZZURCHEDDA)

12.しゃれこうべと大砲 (VITTI NA CROZZA)

13.パネ・エ・チップッダ (PANE E CIPPUDDA)

          BUDA-824942BUDA-82494・2 

                                          

 流石にこの頃発売されたCDの原盤は探せば出てくるようです。ラジオ・フランスの子会社のレコード会社が作った盤でした。

 

KICC-5580 (1992722 SEVEN SEAS - キング) CD世界民族音楽大集成サルジニアの音楽 (WORLD MUSIC GALA COLLECTION - SARDIGNELAUNEDDAS)

558611 (1984 Ocora - Radio France) CD Luigi Lai &  Aurelio Porcu  ‎– Sardaigne Launeddas

.スピネッル (SPINELLU)

.フィオラッシウ (FIORASSIU)

.メディアナ・ア・ピピア (MEDIANA A PIPIA)

.メディアナ・ア・ピピア (MEDIANA A PIPIA)

.フィウダ・バガディア (FIUDA BAGADIA)

 13ルイジ・ライ (LUIGI LAI)4,5アウレリオ・ポルキュ (AURELIO PORCU)

KICC-5580KICC-5580 558611558611 

 

 

 

インテルメッツォ ~ イタリアの民謡(民族音楽) は次回に続きます

インテルメッツォ ~ イタリアの民謡(民族音楽) 1

 ここまでに書いてきた1973年サンレモ音楽祭は民謡、フォークソングという言葉が多く出てきました。出場歌手ではトニ・サンタガータ(Toni Santagata)、出場が失格となったローザ・バリストレリ(Rosa Balistreri)は生涯フォーク歌手として歌い続け、政治的な方向に向かいましたがアンナ・イデンティチ (Anna Identici)、ポップス歌手として一時的なジャンルとして歌ったのがジリオラ・チンクェッティ (Gigliola Cinquetti)、次の74年サンレモ音楽祭に出場するオリエッタ・ベルティ (vf Orietta Berti)、ロザンナ・フラテルロ (Rosanna Fratello)たちが70年代前半に民謡を主要なジャンルとしていました。

 

 日本ではナポリターナをナポリ民謡として紹介された経緯があり、多くのナポリ民謡と呼ばれている曲は19~20世紀にかけてナポリで作られた曲の総称として扱われています。この中でも、厳密に言えば“サンタ・ルチア(Santa Lucia)”のように標準語で書かれた曲はナポリターナとは言わず、歌詞がナポリ語(ナポリ方言)で書かれた曲をナポリターナと呼びます。今回ナポリターナは膨大な曲数とメジャー過ぎるので、またの機会し、比較的日本ではなじみの薄い、他の地方の民謡、民族音楽を扱うことにしましょう。

 

 ジリオラ・チンクェッティ、オリエッタ・ベルティなどポピュラー歌手が歌っていたのは北部山岳地帯の民謡、「山の歌」と言われる、地方毎に多くは男性合唱団が作られ歌い次がれた曲です。

 

 対極は南部の民謡、長靴の踵の部分、ドメニコ・モドゥーニョ(Domenico Modugno)など多くの歌手を輩出したプーリア(Puglia)や足先の部分カラブリア(Calabria)は民謡の宝庫と言われています。ロザンナ・フラテルロが歌っているのもこれらの地方の歌です。

 

 大きな特徴を持つのがシチリア島、73年サンレモ音楽祭でもウンベルト・バルサモ(Umberto Balsamo)の大ヒット曲“Balla (踊ろう)はタランテッラ様式を使っていますし、マルチェラ(Marcella Bella)も“Sicilia Antica (想い出のシチリア)”をシチリア民謡調で歌っています。ローザ・バリストレリは非常に正調に近いと思いますが、民族音楽に近いほどイスラム文化や東洋の影響を受け、言葉自体も難解で民俗学の領域と思えるぐらいです。

 

 もう一つの大きな離島、サルディニアがあります。言葉もイタリア語と大きく違い、92年サンレモ音楽祭に出場したタゼンダ(Tazenda)の曲などはタイトルや歌詞には全てイタリアの標準語の表記がしてあるくらいです。この島の出身マリーサ・サンニア(Marisa Sannia)は76年以降カンタウトゥーリチェとしてサルディニアの歌を歌うことに専念しました。

 

 隣に現在はフランスに属するコルシカ島があり、ここもサルディニアに似て非なる民謡を持っています。フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)が70年代以降隠遁生活を送った島で、サルディニアよりイタリア本土に近、く何度もイタリア領にもなり文化的影響も強いので、また機会を見つけて紹介したいと思っています。

 

 ただ20世紀末から21世紀にかけ、民謡をベースにした音楽が再び脚光を浴び、ナポリの『タランテッラ・パワー』というムーヴメントでロック歌手たちも民謡に近い音楽を扱っています。日本でも映画の関係か、地方で葬送の先導もする楽隊(バンダ)が注目を浴び、かなりの輸入盤が出回りました。

 

 民謡・民族音楽とポピュラー音楽の境目が判らなくなり、CD時代では盤を出すことについては地方の歌手、全国規模の歌手垣根が低くなりました。さてどこで新引きをするかは難しいのですが、この場は『可成りテキトー』に判断しているとご理解願います。

 

 日本で出ているレコードは現地録音(Feeld Live Recording)の民俗学に近い物から、ポピュラー歌手が歌う曲まで幅広いのですが、古い物から夫々の地方の歌手達が歌う範囲を中心にご紹介していきまです。

 

 イタリアの民謡を紹介した私の持っているレコードで古いと思われるのは、マンドリンの演奏曲でした。すべてがシチリア民謡と言うことではなく“タイス”のように“タイスの瞑想曲”などクラシックの曲も含まれています。

 

ZL-108719598 COLUMBIA - 日本コロムビア) 25cmLP マンドリンの幻想 (MANDOLINO) タオルミーナのサン・ドメニコ・バルベリス (THE SAN DOMENICO BARBERS OF TAORMINA)

.タイス (THAIS)

.タランティラ・ジュゼピーナ (TARANTELLA GIUSEPPINA)

.素敵な乙女 (A PICCIUTTEDDA DI LA CONCA D'ORU)

.マリア (MALIA)

.彼女を好きなら (SI TU LES VOULAIS)

.セレナード (SERENATA)

.ラ・チファロータ       (LA CIFALOTA)

.別離 (UN SALI SE N'ANNOU)

.タランテラ (TARANTELLA)

10.シリーの牧歌 (PASTORALE SICILIANA

11.シシリーのマズルカ (MAZZURCA SICILIANA)

ZL-1087ZL-1087  PL- 5089PL- 5089 

PL- 5089 19?年 COLUMBIA - 日本コロムビア) 30cmLP マンドリンの幻想 (MANDOLINO) タオルミーナのサン・ドメニコ・バルベリス (THE SAN DOMENICO BARBERS OF TAORMINA)

.タランテラ (TARANTELLA)

.シシリーの牧歌 (PASTORALE SICILIANA)

.セレナード (SERENATA)

.シシリーのマズルカ (MAZZURCA SICILIANA)

.マリア (MALIA)

.タランテレ・ディ・アムーラ (TARANTELLA DI AMURI)

.タイス (THAIS)

.ラ・ムンタニョーラ (LA MUNTAGNOLA)

.タランティラ・ジュゼピーナ (TARANTELLA GIUSEPPINA)

10.素敵な乙女 (A PICCIUTTEDDA DI LA CONCA D'ORU)

11.彼女を好きなら (SI TU LES VOULAIS)

12.シューリ・シューリ (SCIURI-SCIURI)

13.寝もやらず (E VUI DURMITI ANCORA)

14.牛のメヌエット (MINUETTO DEL BOVE)

15.ラ・チファロータ      (LA CIFALOTA)

16.別離 (UN SALI SE N'ANNOU)

 

 民謡は地方の田舎だけでなく、首都ローマにもあり、イタリアではロマーニャも大きな存在で、首都だけあって全国レベルの歌手が歌い、次に紹介するセルジョ・チェンティやローマを舞台にしたミュージカル「ローマよ、今夜はふざけないで」に出演したランド・フィオリーニ、サンレモ音楽祭にも出場したガブリエラ・フェッリ(Gabriella Ferri)ウィルマ・ゴイク(Wilma Goich)エドアルド・ヴィアネッロ(Edoardo Vianello)が夫婦デュオ、ヴィアネラ(I Vianella)をしていた頃は盛んにローマ民謡を歌いいていました。超大物はクラウディオ・ビルラ(Claudio Villa)です。

 

CL-5067 (196?CAMDEN - 日本ビクター) 30cmLPローマの旅 (TOUR OF ROME) セルジョ・チェンティ (SERGIO CENTI)

.夜のローマは別世界 (ROMA E' UN'ALTRA COSA)

.チュマケッラ (CIUMACHELLA')

.古きローマ (VECCHIA ROMA)

.トラステベレの家 (CASETTA DE TRASTEVERE)

.お城めぐり (UNA GITAALI CASTELLI)

.さらばローマ (ARRIVEDERCI ROMA)

.夜恋するのはすばらしい (COM'E' BELLO FA' L'AMORE QUANNO E' SERA)

.トレビの泉 (FONTANA DI TREVI)

.真心のセレナーデ (SERENATA SINCERA)

10.ニーナ、寝ているの (NINA SE VOI DORMITE)

11.夜のローマ (ROMA BY NIGHT)

12.名残りのローマ (NON PARTIR DA ROMA)

CL-5067CL-5067  SHP-5391SHP-5391 

SHP-5391 (196412VICTOR - 日本ビクター) 30cmLPローマ古寺巡礼旅 (IL SUONO DELLE CHIESE DI ROMA)

.梵鐘 (CAMPANE) 現地録音

.鹿が谷川を慕うように (SICUT CERVUS (NOLLA CAPPOLA SISTINA)) カントーリ・ロマーニ合唱団 (CORO I CANTORI ROMANI diretto da MONS. DOMENICO BARTOLUCCI)

.聖ピエトロの大聖堂のパイプ・オルガン (L'ORGANO DI S.PIETRO) 現地録音

.第2ヴァティカン公会議・教父達のコ-ラス (CORO DEI PADRI CONCILIARI) 現地録音

.ヴァティカン市国国歌 (INNO PONTIFICIO) ヴァティカン・ラジオの聖ガブリエル楽団 (Orch. S.GABRIELE DELLA RADIO VATICANA)

.梵鐘 (CAMPANE) 現地録音

.ミザ・ディアロガタ(詩篇42) (LA S.MESSA DIALOGATA) 現地録音

.ラ・カンパネッラ・スペルドゥータ (LA CAMPANELLA SPERDUTA) 現地録音

.聖母マリアの連祷 (LITANIE DELLA VERGINE) 現地録音

10.エ・ロラ・ケ・ピア (E' L'ORA CHE PIA) レナータ・コルティリョーニ指揮少年合唱団 (CORO DI VOCI BCIANCHE diretto da CARTIGLIONI,RENATA)

10.梵鐘        (CAMPANE) 現地録音

11.レスポンソリオ・ポリフォニコ・デル・ヴェスプロ(夕べの祈り) (RESPONSORIO POLIFONICO DEL VESPRO) 現地録音

12.梵鐘 (CAMPANE) 現地録音

13.結婚式 (CERIMONIA NUZIALE) 現地録音

14.梵鐘 (CAMPANE) 現地録音

15.梵鐘 (CAMPANE) 現地録音

16.御身は天より降る (TU SCENDI DALLE STELLE) フラテッリ・ブルッツェーゼの牧人の口笛のアンサンブル (COMPLESSO DI ZAMPOGNE DEI FRATELLI BRUZZESE))

17.アデステ・フィデレス (ADESTE FIDELES) レナータ・コルティリョーニ指揮少年合唱団 (CORO DI VOCI BCIANCHE diretto da CARTIGLIONI,RENATA)

18.梵鐘        (CAMPANE) 現地録音

19.精霊である主は来られた (VENI CREATOR SPIRITUS) ジュセッペ・ザナボーニ (Z GIUSEPPE  ANABONI (オルガン))

20.詩篇詠唱 (SALMODIA) 現地録音

21.カンパーネ・フェスタ (CAMPANE A STORMO) 現地録音

 

 民族音楽とは言えませんが現地録音もので、ジャンルとしてはドキュメンタリーになると思いますが、RCAイタリアーナがローマにある教会の梵鐘と教会で奏でられる音楽を集めたアルバムを出しています。こういう盤は紹介する機会がありません。この場をお借りします。

 

 

 

インテルメッツォ ~ イタリアの民謡(民族音楽) 2 は次回に続きます


インテルメッツォ ~ カヴァー色々・夢のナポリターナほか

 昨年2016年8月9日「インテルメッツォ ~ 2016年前半で買ったもの 2 (カヴァーのお話)」の最後に『他に坂本九や中原美紗緒のレコードも手に入れていたのですが、字数制限もありますので、またの機会と言うことで、今回のインテルメッツォを終了いたしましょう。』で終わっているので、書いておきましょう。

 

2016年前半に手に入れた盤が私の持っている坂本九のカヴァーの中で一番古い物でした。

 

JP-5054 (196012TOSHIBA - 東芝音楽工業) 遥かなるアラモ (THE GREEN LEAVES OF SUMMER)/ 夢のナポリターナ (LUNA NAPOLETANA) 坂本九 (SAKAMOTOSAKAMOTO KYU)、ダニー・飯田 と パラダイスキング (DANY IIDA & PARADISE-KING)

 

JP-5054JP-5054 EB-7026EB-7026

 

EB-7026 (19601215KING –キング) ルナ・ナポリターナ(夢のナポリターノ LUNA NAPOLETANA)/ バイアの小道 (DANS LES RUES DE BAHIA/ TOO MUCH TEQUILAテキラでヘベレケ) 

 

 日本版ウィキペディア「ルナ・ナポリターナ」では『イタリアの歌手であるマリノ・マリーニ (Marino Marini) が歌唱したものである。イタリア語による原曲には「別れた今も、同じように光っている。私にもう一度、愛の光を下さい」と言う意味の歌詞がある。』とされています。実にうまくと言うか、曖昧に表現しています。私もこれまでイタリアの曲と判断しがたく、日本盤カヴァーに手を出していませんでした。

 

LdA- 6788 (1960 Durium Durium) Oh, Oh, Rosy (オー・オー・ロージー)/Luna Napoletana (夢のナポリターノ) 

 

LdA- 6788Ld・A- 6788 SCO-1007SCO-1007

 

SCO-1007 (19611 SEECO - 日本ビクター) 夢のナポリターノ (LUNA NAPOLETANA)/オー・オー・ロージー (OH, OH, ROSY)

 

 作者のクレジットはO.GautschyDanpa あるいは、この二人にV.Panzutiが加わっています。フルネームはOscar Gautschy, Dante Panzuti, Virgilio.Panzutiでダンパはイタリアの作詞家、パンツーティはイタリアの作曲家なのですが、Gautschyだけがイタリア語で読み辛い、敢えて読めばガウツーキで不明な人物です。4CDボックスの「イタリアン・ポップス・コレクション」(VFD-89515)のリーフレットでは『パンツーティとオスカー・ガウチが作曲しています』となっています。

 

 作詞・作曲者のフルネームはディアゴスティーニ社が出したCD付隔週刊ゴールデン・ポップス6号(2006110日)に載ったもので、他にコピーライトは 1960 by Giri Edizioni Musicali Riunite,Milano, Italy (国内は新興楽譜出版扱)の表記がされています。(D社のゴールデン・ポップスの資料的信頼性は高いと思われます)

 

インターネットでOscar Gautschyなる作曲家の事を調べますが、手掛かりになるような資料は見つけ出せませんでした。ただ「Gautschy O.」で検索をかけた中で以下のものを見つけました。

 

国立国会図書館サーチ(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024471262-00

ルナ・ナポリターナ Luna Napoletana

詳細情報

タイトル:ルナ・ナポリターナ Luna Napoletana  著者:ガウスキー 作曲  著者:[paroles Francaises de] [Louis Rey]  著者:[paroles Italiennes de] [Danpa]  著者:[音羽たかし] [訳詞] 

著者標目:Gautschy, O  著者標目:Rey, Louis  著者標目:Danpa  著者標目:音羽, たかし, -2009  出版地(国名コード):JP  出版地:東京  出版社:新興楽譜出版社 出版年:1960 

大きさ、容量等:楽譜 1 ; 26cm  注記 :唄: ザ・ピーナッツ  価格:50 JP番号:22330129 

別タイトル:Luna Napoletana  出版年月日等:c1960  NDLCYM311  NDC9版):767.8 : 声楽  対象利用者:一般  資料の種別:楽譜  言語(ISO639-2形式):jpn : 日本語

 

 60年に新興楽譜出版がザ・ピーナッツのカヴァー曲の楽譜を出し、国立国会図書館に所蔵され、それには作曲者はガウスキー作曲でイタリア語歌詞のダンパより、フランス語歌詞のルイ・レイ(Louis Rey)の方が先に書かれているようです。

 

 そこで少し気になる盤があります。現物を持ってなく、少々のデータとジャケット写真だけが手がかりです。

 

DP-1208 (1961POLYDOR -日本グラモフォン) 夢のナポリターナ (LUNA NAPOLETANA)/日曜はいやよ (NEVER ON SUNDAY) コラファス {又はジョルジュ・コラファス} (Geores Korafas) [原盤 Vogue, France]

 

DP-1208DP-1208 LPPM-1052LPPM-1052

 

LPPM-1052 (1961 POLYDOR -日本グラモフォン) 30cmLP想い出の“P盤”ヒット・パレード第2集 (MEMORIAL“P RECORD”HIT PARADE Vol.2)

11.グリ-ン・フィールズ (GREENFIELDS)

12.夢のナポリターノ (LUNA NAPOLETANA)

 コラファス {又はジョルジュ・コラファス} (Geores Korafas) [原盤 Vogue, France]

 

 ジョルジュ・コラファスはエジプト生まれのギリシャ系フランス人歌手・演奏家でイタリアの曲もカヴァーしている人です。可能性として“夢のナポリターノ”がフランスの曲あるいはフランスで音楽活動をしている人の曲かもしれない、ということでした。Gautschyの名前は“夢のナポリターノ”でしかお目にかかれないので、“愛のシャリオ”のように有名な人が、仮のペンネームで作曲したと可能性も否定できません。

 

ついでなので私のしっているジョルジュ・コラファスの国内盤を上げておきます。

 

SCO-4001 (1961SEECO - 日本ビクター) 25cmLP月影のマジョルカ~ヒット・パレード・ベスト10 (YOUR HIT PARADE!)

. 月影のマジョルカ (IT IS WRITTEN IN THE SKY)

 

SCO-4001SCO-4001 DP-1228DP-1228

 

DP-1228 (1961 POLYDOR -日本グラモフォン) キリ・ウォッチ (KILI WATCH)/ ラ・ガッタ (LA GATTA)

 

LL-  2052LT (19676COLUMBIA INTERNATIONAL - 日本コロムビア) ミスタ-・ジョン (MR. JOHN)/ イエス・アイ・ノウ (I KNOW, YES I KNOW) [Italdisc 原盤]

 

              LL-  2052LTLL- 2052・LT

 

 ミーナのデビューしたイタルディスクのオーナー、ダヴィデ・マタロン(Davide Matalon)はカイロ生まれのエジプト系イタリア人で、ジョルジュ・コラファスもエジプト生まれで仲が良かったと見え、イタリアでのレコードはイタルディスクから出していたようです。

 

夢のナポリターノはイタリア系アメリカ人歌手ルー・モンテ(Lou Monte)もカヴァーしています。

 

SJET-7113 (19629REPRISE - 日本ビクター) 30cmLP 郷愁のナポリ (LOU MONTE SINGS THE GREAT ITALIAN-AMERICAN HITS)

.ザッツ・アモーレ (THAT'S AMORE)

.16トン [伊・英] (SIXTEEN TONS [IE])

.帰れソレントへ [英・伊] (SORRENTO)

.ボラーレ [英・伊] (VOLARE [IE])

.アブラッチアミ (ABBRACCIAMI)

.アイム・ウォーキン [英・伊] (I'M WALKIN' [IE])

.ア・グッド・マン [英・伊] (A GOOD MAN IS HARD TO FIND [IE])

.ローマのギター (CHITARRA ROMANA)

.オー・ソレ・ミオ (O SOLE MIO)

10.夢のナポリターノ (LUNA, LUNA, LUNA LU)

11.ビア・ベネート (VIA VENETO)

12.君をわが腕に抱くとき (COMM'E BELLA A STAGIONE)

 

                         SJET-7113SJET-7113

 

 話は大きくそれてしまいました。話を戻しましょう。

坂本九が歌ったイタリアの曲はもう1枚しか確認でいていません。2曲とも外国曲のカヴァーですが、イタリア物はA面の“この世のある限り”です。パオロ・メンゴリのカンタジーロ・ジローネB(新人部門)優勝曲“死ぬほど好き”です。坂本九が“この世のある限り”のタイトルでカヴァーして以降はパオロ・メンゴリも坂本九のタイトルに従いました。

 

TP- 2425 (197155 TOSHIBA - 東芝音楽工業) この世のある限り [日] (死ぬほど好き [日} MI PIACI DA MORIRE [J])/ マドンナ (MADONNA)

 

             TP- 2425TP- 2425

 

HIT-1809 (1970920 SEVEN SEAS キング) 死ぬほど好き (MI PIACI DA MORIRE)/心のうずき (BATTICUORE)

 

HIT-1809HIT-1809 HIT-1907HIT-1907

 

HIT-1907 (19718 SEVEN SEAS キング) この世のある限り (MI PIACI MORIRE)/君だけに生きる (ORA RIDI CON ME)

 

 中原美紗緒の手に入れたレコードは25cmLP盤でした。中原美紗緒は東京芸術大学製学科出身のキング・レコードに長い間所属されていたシャンソン歌手でフランスの曲を歌っていました。戦後から50年代はカンツォーネがフランスに入り、シャンソンとして歌われており、そのような曲をカヴァーされていました。後年はカンツォーネはカンツォーネとして曲をカヴァーされまます。

 

SKF-  80 (19625KING - KING) 25cm LPピアニッシモ/中原美紗緒シャンソン・アルバムVol. (PIANISSIMOMISAO NAKAHARA)

.ピアニッシモ [日・仏] (PIANISSIMO [JF])

.ヌ・レ・ザムール [] (NOUS LES AMOUREUX [J])

.水にながして [日・仏] (NON JE NE REGRETTE RIEN  [JF])

.ペピト ([日・仏]     PEPITO [JF])

.トン・アデュー [] (TON ADIEU [J])

.最後のダンスは私と [日・仏] (GARDE-MOI LA DERNIERE DANSE [JF])

.青いシャボン玉 [日・仏] (青い泡がいっぱい [日・仏] LE MILLE BOLLE BLU [JF])

.パム・パラム・パム [日・仏] (PAM PARRAM PAM [JF])

 

               SKF-  80SKF- 80

 

 この盤でイタリアの曲は7の“青いシャボン玉”のみです。61年サンレモ音楽祭で、ミーナ(MINA)ネリー・フィオラモンティ(NELLY FIORAMONTI)が歌い4位になった曲です。日本でのカヴァーも少ないですし、中原美沙緒のCD化盤でもあまり収録されない曲です。

 

 

 

インテルメッツォ ~ カヴァー色々・夢のナポリターナほか は以上です。




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