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カンツォーネ

カンツォーネ、イタリアン・ポップスの、“出来れば”知られざる話を致しましょう。

 
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サンレモに出なかった歌手達 34 クラウディオ・バリオーニ 3

 サンレモ音楽祭に未出場、楽曲提供も1974年の“道はひとすじ(A Modo Mio)”だけで、サンレモ音楽祭と一番関係が薄かったクラウディオ・バリオーニです。しかし2018年大会で芸術監督をします。70年代以降の歌手なので時代が少し先に進んでしまいますが、『時の人』として先に紹介していきましょう。

 

クラウディオ・バリオーニ (vm)  Claudio Baglioni

本名クラウディオ・エンリコ・パオロ・バリオーニ (Claudio Enrico Paolo Baglioni)1951516日ローマ生、自作自演歌手、テレビ司会者、プロデューサー。

 

                  CL-74348CL-74348

 

活動期間1969 現在             

所属レコード会社:RCA Italiana (RCA ItalianaBMG AriolaBMG RicordiSony Music), CBSColubia (CGDCBS DischiBMG SonySony Music), RTI

サンレモ音楽祭出場0回:但し2018年芸術監督

サンレモ音楽祭出品1曲:1974年入賞曲

公式サイトhttp://www.baglioni.it/

 

 

 クラウディオ・バリオーニの“そして君 (E Tu...)”は74年年間ヒット・ランク第1位に輝きました。実力ある歌手が優れた楽曲を歌いその栄光の座を勝ち取るのですが、もう一つ大きな幸運がなければなかなか年間第1位の言う座にはつけません。

 イタリアの場合シングル・チャートはイタリアのカンツォーネだけでなく、あらゆる外国曲、演奏曲、映画のサントラ盤までを含めたイタリアで発売された盤が対象となっています。

 

 (ご参考)として1951~90年までの年間ナンバー・ワン曲を挙げておきます。実はサンレモ音楽祭の曲が1度も年間第1位になっていません。唯一可能性があったのが58年ドメニコ・モドゥーニョの“ヴォラーレ(Nel blu dipinto di blu)”が第2位となったのですが、グラミー賞の敵討ちか?ポール・アンカの“ダイアナ (Diana)”に第1位を奪われてしまいます。運が悪かったとしか言うしかありません。

 

 さてバリオーニは大きな壁となっていたルーチョ・バティスティのレコード制作の端境になった間に“そして君 (E Tu...)”を出すことが出来ました。ルチオ・バッティスティはリコルディで出した”君への言葉 (Pensieri e parole)“が71年の第1位なった後、自分の会社ヌメロ・ウーノを設立しながらリコルディとの契約が残っていたため自社に所属しておらず、この年やっと自社に移籍して制作を開始します。これまでの想いを果たすべく発売したシングルとアルバムは全てランク・インさせました。しかし一度も第1位は取れず、制作体制を整えるため時間をとりました。

 

 バリオーニはその間に74年“そして君 (E Tu...)”、75年“Sabato Pomeriggio (土曜の午後)”を2年連続年間第1位にしました。幸運だったとえ思います。一方バッティスティは76年“もう一度 (Ancora tu)”、77年“愛しあって (Amarsi un po')”で連続年間第1位を奪い返しています。

 

 その後、イタリアのシングル・チャートのナンバー・ワンは79年アラン・ソレンティが“貴方は私のたった一人の女 (Tu sei l'unica donna per me)”で取った以降、90年にエドアルド・ベンナート&ジャンナ・ナンニーニが歌ったサッカー・ワールドカップ・イタリア大会公式テーマ・ソング“ウン・エスタ-テ・イタリアーナ ('90W杯ソング) Un'Estate italiana (To be number one)”で第1位の座に返り咲くまで、10年間外国人アーティストに開け渡すことになります。

 

 以上何の確証も無い私の戯言でした。話をクラウディオ・バリオーニに戻しましょう。彼のもう1曲の代表作“土曜の午後”を75年6月に出しました。

 

 2年連続75年年間ヒット・ランク第1位となる“土曜の午後”は8月2日に週間ランキング5位に入り4週目で№1になります。15週トップを守り21週間在位していました。

 

TPBO-1146 (19756RCA Italiana - RCA Italiana) Sabato Pomeriggio (土曜の午後)/Poster (ポスター)

TPBO-1146TPBO-1146 TPL1-1161TPL1-1161

TPL1-1161 (19757RCA Italiana - RCA Italiana) 30cmLP Sabato Pomeriggio

PD-70844 (? RCA Italiana - BMG Sony) CD Sabato Pomeriggio [035627 084423]

GA-110202 (?Sorrisi E Canzoni TV – Sony Music Entertainment) CD Sabato Pomeriggio

74321-591092 (1998RCA Italiana - BMG Ricordi) CD Sabato Pomeriggio [7 43215 91092 3]

 →CFD-01060(8) (1998RCA - BMG Ricordi) 8CD Box Claudio Baglioni Special

74321-761842 (2000 Dischi D'Oro – BMG Ricordi) CD Sabato Pomeriggio [074321 761842]

74321-626212 (20015 Dischi D'Oro – BMG Ricordi) CD Sabato Pomeriggio [0743216262120]

CB-04 (2007 Columbia – Sony BMG) CD Sabato Pomeriggio

CB-00 (2007 Columbia – Sony BMG) 13CD Box Claudio Baglioni Cofanetto

88750-45811 (2015 RCA – Sony Music Italia) CD Sabato Pomeriggio [8 88750 45811]

PD-70844PD-70844  GA-110202GA-110202

.Aspettare...

.Carillon

.Alzati Giuseppe

.Poster (ポスター)

.Tutto Qua!

.Doremifasol

.Lampada Osram

.2 1 X

.Sisto V

10.Il Lago Di Misurina

11....Ed Aspettare

12.Sabato Pomeriggio (土曜の午後)

74321-62621・2 74321-76184・2 88750-45811   

74321-626212                 74321-761842                88750-45811

 

 アルバム「土曜の午後 (Sabato Pomeriggio)」のアレンジはルイス・エンリケス・バカロフ(Luis Enriquez Bacalov)が行いました。バカロフは日本では映画音楽作曲家、ニュー・トロルス(New Trolls)の「コンチェルト・グロッソ(Concerto grosso per i New Trolls)」をプロデュースしたことで知られていますが、50年代後半にアルマンド・トロヴァヨーリ(Armando Trovaioli)、エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)らと共に編曲者、楽団指揮者としてRCAイタリアーナに採用され、多大な業績を残し昨年2017年11月15日に亡くなりました。

 これも愛をテーマとしたコンセプト・アルバムで75年年間ベスト・セラー7位の大成功を収めています。アルバム中、彼の作った歌詞でローマを描写した曲はローマの街を知る人にとって特別な思いを掻き立てるようです。

 

 76年初めての編集ベスト盤が、廉価盤シリーズのリネア・トレから発売されました。1st.アルバムの曲と大ヒットした“この小さくて大きな愛”と“そして君”が収めれられ、CD化も含め何度も再発売されました。

 

NL-33001NL-33001  TNL-33001TNL-33001

NL-33001 (1976 Lineatre - RCA Italiana) 30cmLP Personale di Claudio Baglioni

TNL-33001 (?年 Lineatre - RCA Italiana) 30cmLP Personale di Claudio Baglioni

CL-74348 (1990 Lineatre – BMG Ariola) 30cmLP Personale di Claudio Baglioni ※ジャケット画像は顔写真画像をご参照

CD-74348 (1990 Lineatre – BMG Ariola) CD Personale di Claudio Baglioni [035627434822]

.Cincinnato

.Io, Una Ragazza E La Gente

.Questo Piccolo Grande Amore (この小さくて大きな愛)

.Porta Portese (ポルタ・ポルテーゼ)

.Notte Di Natale (クリスマスの夜)

.Signora Lia (シニョーラ・リア)

.Amore Bello (アモーレ・ベッロ)

.E Tu (そして君)

        CD-74348a  CD-74348 CD-74348b

 

 

(ご参考)

1951年 ルナ・ロッサ (Luna rossa) クラウディオ・ビルラ (56曲中)

1952年 アネマ・エ・コーレ (Anema e core) ロベルト・ムローロ (80曲中)

1953年 ライムライト (Eternamente (Arlecchinata) (Limelight)) ニラ・ピッツィ (83曲中)

1954年 アイ・ラヴ・ユー (Te voglio bene (tanto tanto)) レナート・ラシェル (91曲中)

1955年 ふぬけ男 (Scapricciatiello) アウレリオ・フィエルロ (100曲中)

1956年 マルツェラ (Maruzzella) レナート・カロゾーネ(90曲中)

1957年 オンリー・ユー (Only you) プラターズ(以降100曲中)

1958年 ダイアナ (Diana) ポール・アンカ

1959年 アリヴェデルチ (17歳よ、さようなら) (Arrivederci) マリオ・バレット・ジュニア

1960年 幸せがいっぱい (Il Cielo in una stanza) ミーナ

1961年 君はぼくのもの (Nata per me) アドリアーノ・チェレンターノ

1962年 俺の祈り(スタンド・バイ・ミー) (Pregherò (Stand by me)) アドリアーノ・チェレンターノ

1963年 こころ (Cuore (Heart! I hear you beating)) リタ・パヴォーネ

1964年 愛を歌う (貴方にひざまづいて) (In ginocchio da te) ジャンニ・モランディ

1965年 夜空のトランペット (Il Silenzio) ニニ・ロッソ

1966年 夜のストレンジャー (Strangers in the night) フランク・シナトラ

1967年 涙の想い (ハート) (A chi (Hurt)) ファウスト・レアーリ

1968年 紺碧 (Azzurro) アドリアーノ・チェレンターノ

1969年 異国の人 (Lo Straniero (Le meteque)) セルジュ・ムスタキ

1970年 へだたり (La Lontananza) ドメニコ・モドゥーニョ

1971年 君への言葉 (Pensieri e parole)ルチオ・バッティスティ

1972年 ゴッド・ファーザーのテーマ (Il Padrino) サントとジョニー (ギター・デュオ)

1973年 クロコダイル・ロック (Crocodile rock) エルトン・ジョン

1974年 そして君 (E tu) クラウディオ・バリオーニ

1975年 土曜の午後 (Sabato pomeriggio) クラウディオ・バリオーニ

1976年 もう一度 (Ancora tu)ルチオ・バッティスティ

1977年 愛しあって (Amarsi un po')ルチオ・バッティスティ

1978年 スティン・アライブ (スティン・アライブ) ビー・ジーズ

1979年 貴方は私のたった一人の女 (Tu sei l'unica donna per me) アラン・ソレンティ

1980年 ラジオ・スターの悲劇 (Video killed the radio star) バグルズ

1981年 あなたを求めて ((Out here) On my own) ニッカ・コスタ

1982年 デア・コミッサー (Der Kommissar (rap that)) ファルコ

1983年 フラッシュダンス~ホワット・ア・フィ-リング (Flashdance - What a feeling) アイリーン・キャラ

1984年 心の愛 (.I just called to say I love you) スティービーワンダー

1985年 ウィ・アー・ザ・ワールド (We are the world) USA・フォー・アフリカ

1986年 パパ・ドント・プリーチ (Papa don't preach) マドンナ

1987年 ラ・バンバ (La Bamba) ロス・ロボス

1988年 アイ・ドント・ウォント・ユア・ラヴ (.I don't want your love) デュラン・デュラン

1989年 ランバダ (Lambada) カオマ

1990年 ウン・エスタ-テ・イタリアーナ ('90W杯ソング) Un'Estate italiana (To be number one) エドアルド・ベンナート&ジャンナ・ナンニーニ

 クラウディオ・バリオーニは次回に続きます

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