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カンツォーネ

カンツォーネ、イタリアン・ポップスの、“出来れば”知られざる話を致しましょう。

 
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サンレモ音楽祭 (FESTVAL DI SANREMO)72 1976年-3

 サンレモ音楽祭 (FESTVAL DI SANREMO) 1の冒頭にサンレモ音楽祭は『新曲コンテストです。 新曲、未発表曲すなわち音楽祭で歌唱・演奏されるまで、公に発表されてはいけないことなのです。このことを忘れるとサンレモ音楽祭が正しく理解できないと思います。』と書きました。

 音楽祭は冬のリヴィエラの閑散期対策もありますが、イタリアの音楽産業振興策で発表した『新曲』が売れなければ目的を達成しません。また有望な新人歌手が現れ、レコード会社、音楽出版社を潤おさなければなりません。75年のような状態では困るのです。

 

 76年は年間ヒット・ランクに入る曲が6曲有りました。ニ桁欲しいところですが、音楽業界の不況の中では文句も言えないでしょう。優勝曲“ふたりだけの秘密”69位、第2位“誰と一緒” 89位、第3位“雨の中の瞳”22位、同“別離のロ-マ空港”52位、6位“サンバリオ”51位、8位“リンダ・ベラ・リンダ”12位という結果で、日本でも“哀しみのソレアード(Soleado)”が大ヒットしたダニエル・センタクルス・アンサンブルが一番売れて大成功をおさめました。

 

                    Maggie Mae                 Daniel Sentacruz Ensemble               

                        マギ-・メイ (RCA)              ダニエル・センタクルス・アンサンブル (EMI Italiana)

 

 

 

第26回 1975年2月19日()~21日() サンレモ市カジノ付属劇場

司会:ジャンカルロ・ガルダバッシ(Giancarlo Guardabassi);セレーナ・アルバーノ(Serena Albano);マッダレーナ・ガッリアーニ(Maddalena Galliani);ステッラ・ルーナ(Stella Luna);ロレーナ・ロゼッタ・ナルドゥッリ(Lorena Rosetta Nardulli);ティツィアナ・ピーニ(Tiziana Pini);カルラ・ストラーノ・パヴェーゼ(Karla Strano Pavese)
楽団指揮:リッカルド・ヴァンテッリーニ(Riccardo Vantellini)

再演奏音楽家:エンゲル・グァルディ(Henghel Gualdi) 楽団、ブルーノ・マルティーノ(Bruno Martino), グラウコ・マセッティ楽団(Glauco Masetti)、エリー・ネーリ楽団(Ely Neri.)
オーガナイザー:サンレモ観光協会(Comune di Sanremo)

芸術監督:ヴィットリオ・サルヴェッティ(Vittorio Salvetti)

[]は外人歌手数

CBS Sugar [0] CBS4[]Derby 1[] Splash 1[] ; Smash[]Libra[0]

Dischi Ricordi [0] Ricordi 3[]);Carosello 1[]Real Music [] ; Disco Più [0])

RCA Italiana [1] (RCA 4[1]Hello 1[]FMA[])

Fonit Cetra 2[]

Phonogram [0] (Polydor[]Philips 1[0])

EMI Italiana []

Durium []

Ariston []

Phonotype (Bella Record) []

 

 ゲストも豪華な顔ぶれでした。外人では日本女性ファン(追っかけ)が多勢いたスペインの歌う貴公子フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias)、イタリア出身でフランス(正しくはベルギー)のシャンソン歌手アダモ(Adamo)、日本でも大ヒットした“フィ-リング(Feelings) の自作自演歌手、ブラジルのモーリス・アルバート(Morris Albert)、アメリカの女性ロッカー、スージー・クァトロ(Suzi Quatro)、日本で絶大な人気のあった英国(スコットランド)のアイドル・グループ、ベイシティー・ローラース(Bay City Rollers)、実は日本でもレコードが出ていたドイツのコーラス・グループでレス・ハンフリーズ・シンガーズ(Les Humphries Singers)、50年代少女の頃からリトル・エスターとして歌い続けたアメリカのジャズ・シンガーのエスタ-・フィリップス(Ester Phillips)などなど。

 

 イタリア人ゲストでは「サンレモ音楽祭 (FESTVAL DI SANREMO71 1976年-2」で書いた総合司会者をドタキャンしたドメニコ・モドゥーニョがゲスト出演、自分のヒット曲“愛のヴァイオリン(Il Maestro Di Violino)”を歌い、満場の喝さいを受けご機嫌でお帰りになりました。

 それにお騒がせナンバー2は桃チーム・キャプテンを直前逃亡したリタ・パヴォーネ(Rita Pavone)が“E... Zitto Zitto”を歌い、チャッカりシングル盤まで出しました。

 さらにクラシック界からベテラン・テノール歌手マリオ・デル・モナコ(Mario Del Monaco)が“広がりゆく愛(Un Amore Così Grande)”を歌い話題になり、日本でもサンレモ・オムニバス国内盤に収録されています。

 

 

           Armonium           Silvano Vittorio             

                アルモニュウム (EMI Italiana)                   シルヴァ-ノ・ヴィットリオ (Ricordi)    

      

 

<参加曲>

孤独の朝 E Tu Mi Manchi Andrea Lo Vecchio - Simonluca) 出版社ALFIERE – USIGNOLO サンティーノ・ロッケッティ (vm) Santino Rocchetti Cetra – Fonit CetraSP-1607 [45]

 

  SP-1607SP-1607 ZEL-50492ZEL-50492 

 

◆フェミニスト La Femminista Leo Chiosso - Eduardo Alfieri) 出版社 アントニオ・ブオノーモ (vm) Antonio Buonuomo Hello – RCA ItalianaZEL-50492 [45]

 

初めての想い Il Mio Primo Rossetto Alberto Salerno - Umberto Napolitano) 出版社 ロザンナ・フラテルロ (vf) Rosanna Fratello Ariston – AristonAR-00724 [45]

  

AR-00724 AR-00724  6025-1496025-149 

 

◆自由に生まれる Nata Libera Leano Morelli - Enzo Crippa) 出版社 ALFIERE レアーノ・モレッリ (vm) Leano Morelli Philips – Phonogram6025-149 [45]

 

 

◆人形のねがい Noi Due Romina Power - Albano Carrisi) 出版社 MAIALINOロミナ・パワ- (vf) Romina Power Libra – CBS SugarLBR-1203 [45]

 

LBR-1203LBR-1203  TPBO-1204TPBO-1204 

 

◆シング・マイ・ソング Sing My Song Cesare De Natale - Piero Darini) 出版社 RCA Mus. マギー・メイ (vf=d) Maggie Mae RCA RCA ItalianaTPBO-1204 [45]

 

 

◆落ちた星 Stella Cadente Enzo Stavola - Franco Zulian) 出版社 BELRIVER アルモニュウム (compl) Armonium EMI EMI Italiana 3C006-18147 [45]

3C006-181473C・006-18147  DPN-7203DPN-7203 

 

◆家に帰る Torno A Casa Paolo Limiti - Elide Suligoj) 出版社DISCO PIU' ヴァンナ・レア- (vf) Vanna Leali Disco Più - Dischi RicordiDPN-7203 [45]

 

 

◆凡人Uomo Qualunque Franco Migliacci - Enzo Maria Picciotta - Dario Farina) 出版社MI-MOエツィオ・ピチョッタ (vm) Ezio Picciotta RCA – RCA ItalianaTPBO-1200 [45]

 

TPBO-1200TPBO-1200  SRL-10794SRL-10・794 

◆ここにおいで Vieni Andrea Lo Vecchio - Silvano Vittorio) 出版社JUBAL シルヴァーノ・ヴィットリオ (vm) Silvano Vittorio Ricordi - Dischi RicordiSRL-10794 [45]

 

 

 

      Patrizio Sandrelli       Carlo Gigli     Leano Morelli       

     パトリツィオ・サンドレッリ (Smash)      カルロ・ジッリ (RCA Italiana)        レア-ノ・モレッリ (Philips)

 

 

 

 初参加レコード会社、レアル・ミュージック(Real Music)は1976年に歌手のドゥルピ(Drupi)、彼を見出した作詞家ルイジ・アルベルテッリ(Luigi Albertelli)と作・編曲家エンリコ・リッカルディ(Enrico Riccardi)の3人で設立したレコード会社です。

                     

                             Real Music

 設立第1作がミコ (ドン・ミコ) (Miko (Don Miko))の76年サンレモ音楽祭出場曲“火遊び (Signora Tu)”でした。作詞家、作曲家が作ったレコード会社なので多くの新人をデビューさせましたが成功しなかったようです。ピエロ・フォッカチャ (Piero Focaccia)も1枚シングル盤を出しましたが結局はドゥルピのワン・マン会社で、80年にはドゥルピとアルベルテッリとの関係も終わり、ドゥルピはフォニット・チェトラに移籍し、レアル・ミュージックは閉鎖されました。

 

 

 フォノタイプ(Phonotype)ジャンニ・ナザーロ(Gianni Nazzaro)アンジェラ・ルーチェ (Angela Luce) など何人かの歌手の項目で登場してきた会社名ですが、76年サンレモ音楽祭に傘下にあるベッラ・レコード(Bella Record)が出場歌手を出しましたので、紹介いたしましょう。

 
                 Phonotype

 

 この会社はラファエレ・エスポジート(Raffaele Esposito)がナポリで1901年ナポレターナ・レコード会社 (現在の名前は1918年に採用される)と呼ばれるイタリアで最初にレコードを製造する施設をもった会社を設立しました。

 

 第二次世界大戦前はナポリターナ歌手、オペラ歌手が歌ったSP盤、50年代以降はヴィニール製のシングル盤やLP盤を作りました。また59年に若いブルーノ・ヴェントリーニ(Bruno Venturini)をデビューさせたレコード会社でした。

 

 会社はラファエレの叙勲した息子アメリコ(Americo)、孫のフェルナンド(Fernando)、ロベルト(Roberto)兄弟やエンツォ(Enzo)などエスポジート一族が引継いでいきました。70年代には作詞家アルベルト・ショッティ(Alberto Sciotti)が芸術監督に入っています。

 

 ユングハンス(Junghans)、レオンディスコ(Leondisco)、カディス(Cadis)、エウロ・プレイ(Euro Play)、ユニヴァーサル(Universal)、ベッラ・レコード(Bella Record)、ファンス(Fans)、カッパ・O(Kappaò)など多くの子会社やレーベルを傘下に収めています。

 

 80年代に入り経営規模を縮小しましたが、現在もナポリのレコード会社として活動を続けています。

 

 ベッラ・レコード(Bella Record)はフォノタイプ(Phonotype)創業者ラファエレ・エスポジート(Raffaele Esposito)の孫フェルナンド(Fernando)、ロベルト(Roberto)兄弟やエンツォ(Enzo)が1972年に設立した会社です。

 

               Bella Record  

 

 ナポリに拠点を置くプログレッシブ・ミュージックのジャコモ・シモネッティ(Giacomo Simonelli)からメロディアスなパオラ・ムジアーニ(Paola Musiani)を幅広く扱うレコード会社を目指し、78年RCAイタリアーナの販売網にも入りましたが経営が悪化し、80年に独立レーベルの活動を停止しました。

 

 

 

サンレモ音楽祭 (FESTVAL DI SANREMO)1976年以上です。

 

 

・優勝・入賞曲と参加曲を含め全体を言う場合、出場曲と表現します。

・順位をつけない入賞曲の頭には""を、参加曲の頭には""を付けます。

・太字は国内盤で出ていた曲と歌手。

・サンプル音声ファイルは著作権侵害を避け、音声映像は貼り付けておりません。全曲聞きたい方はYou-Tubeを探してください。見つかることもあります。

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